定例の遠距離受信局(青森局・盛岡局・花輪中継局)のアンテナレベル測定結果です。今回は2016年1月の分を掲載します。アンテナレベルはTOSHIBA REGZA 19R1での測定結果です。
受信環境は12月と変化はありませんが、諸事情により青森局の測定はは01/07で打ち切りました。また盛岡局・花輪中継局についても、強風の影響によりアンテナの向きが動いてしまったため、01/18で測定を打ち切っています。なお、盛岡局と花輪中継局については02/01より測定を再開しています。
1月の受信状態について、盛岡局はレベルの確認ができる2波とも安定した状態で推移しました。16ch(IBC盛岡局)については、01/02,03はブロックノイズが出る状態でした。
花輪中継局については、概ね2015年12月と同じような状態でした。この期間、1日もフルセグ復調とまでは行きませんでした。
青森局は01/07までとデータ数は少ないですが、概ね2015年12月と同じような受信状態でした。青森局向けアンテナはその後、実験のため八戸中継局(地元局)受信用に転用されました。
しかし想定していた結果が出ず(予想以上に八戸中継局の電波が強すぎ、盛岡局が隣接障害を受けたため)、2月には再度青森局に向けている状況です。そのため、3月から1か月限定で青森局のレベル測定を再開する予定です。4月以降このアンテナは、例年通り10月まで北海道波の異常伝搬受信用に使われます。
各チャンネルの平均値は以下の通りです。括弧は前月比です。
チャンネルと送信所名
13ch:Eテレ盛岡局,16ch:IBC盛岡局,27ch:ABS花輪中継局,29ch:AKT花輪中継局,31ch:AAB花輪中継局
28ch:RAB青森局,30ch:ATV青森局,32ch:ABA青森局
アンテナレベル
13ch:47.4(+0.1)
16ch:36.8(+0.8)
27ch:29.3(+0.9)
29ch:19.9(-0.8)
31ch:17.3(-0.9)
28ch:29.1(-1.4)
30ch:27.1(-0.4)
32ch:19.3(+1.3)