遠距離受信のアンテナレベル(2015年12月版)

 連日更新になります。
 定例の自宅でのアンテナレベルの掲載です。今回は12月のアンテナレベルです。

 盛岡局・花輪中継局方面の受信環境は11月と変わりありません。青森局向けはブースターが当初はBM41L1(DXアンテナ製)で、12/12からブースターをVUB33N(マスプロ製)に変更しています。
 青森局向けブースターを変更してからアンテナレベルが上がりました。NFが1.5dB以下だったBM41L1よりNFが3dB以下のVUB33Nのほうがレベルが高く出るようになりました。
 受信状態ですが、16ch(IBC盛岡)が9日と24日以外は安定してフルセグ復調できるようになりました。一方花輪中継局は、回折点に雪が積もった影響か31ch(AAB)のレベルが落ちてしまい、ワンセグでも時々フリーズするようになりました。ワンセグのBERは0.0E-6のエラーフリーから8.0E-3前後の受信不可と変動が激しい状態でした。27ch(ABS)はギリギリフルセグ復調する日もありました。
青森局は、ブースターを変更しても28ch(RAB)が青森局の中で一番レベルの高い状態が続いています。28ch(RAB)と30ch(ATV)は日によってですがフルセグ復調することもありました(ほぼブラックアウト状態ですが)。

 各チャンネルの平均値は以下の通りです。括弧は前月比です。
チャンネルと送信所名
13ch:Eテレ盛岡,16ch:IBC盛岡,27ch:ABS花輪,29ch:AKT花輪,31ch:AAB花輪
28ch:RAB青森,30ch:ATV青森,32ch:ABA青森

アンテナレベル
13ch:47.3(±0.0)
16ch:36.0(+1.4)
27ch:28.4(+0.6)
29ch:20.7(+0.4)
31ch:18.2(-2.3)

28ch:30.5(+1.0)
30ch:27.5(-0.7)
32ch:18.0(-0.3)

 数値で見ると、16ch(IBC)と28ch(RAB)がそれなりに上昇して31ch(AAB)が大幅に下落しています。


-160107追記-
 VUB33NのNFが間違っていたので修正しました。(3.5dB以下→3dB以下)

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