上北西部での岩手波受信について

 本日、シミュレーションマップの岩手県野田デジタル中継局を更新しました。
 シミュレーションエリアのスケールを変更しました。

 というのも、上北西部(十和田市~東北町)にかけて野田中継局デジタルの電波がそれなりに届いていることを確認できたからです。アンテナ高が普通の屋根(7m)+アンテナマスト(3.2m)だった場合、20ELのノーマルアンテナを野田中継局に向ければ、場合にもよりますがフルセグ復調が可能です。
 十和田市の一部では、名久井岳に遮られるため二戸中継局の電波が弱く、30ELパラスタックを使ってやっとという地域があります。その場合、代替として野田中継局を受信する手もありそうです。しかし残念ながら一部チャンネルが重複しています(25ch=ATV上北=IBC野田,35ch=Eテレ東十和田=NHKG上北外ヶ浜=TVI野田)。ここでも上北ATVの影響が。

 以前十和田市現代美術館の屋上で二戸中継局の移動受信を行いましたが、反応はありましたが全局復調しませんでした。21ch,23chは上北中継局が復調しました。

 上北西部の特徴として、FMは二戸より野田が強い傾向があります。デジタルは出力の関係上、基本的に二戸が強いですが野田も一応受かるというものがあります。
 FMが二戸より野田の理由は、二戸中継局は上北西部方向に送信アンテナがありません。一方野田中継局は、二戸中継局より遠く、ERPこそ低いものの全方向に送信しているという条件の違いがある影響が大きいです。
 デジタルの二戸中継局は、民放は上北西部方面にも送信アンテナがありますが、NHKはありません。先程も述べたように出力は野田より二戸なので基本的に二戸中継局ですが、一部地域で名久井岳に遮られるのもあります。一方野田中継局は、上北西部はほぼ全ての地域で遮られる山が特に無いため、野田中継局も候補に入ります。
 ちなみに上北東部(三沢市やおいらせ町など)は野田中継局の電波が階上岳によって遮られるのと、二戸中継局の送信アンテナが上北東部方面に一応ですがあるため(実際には洋野町大野方面のビームのおこぼれ)、野田より二戸です。

 もし上北西部で岩手波が受からない場合は、もう一つの送信所「野田中継局」を狙ってみるのもよさそうです。特に岩手のNHKを観たい方は。