送信所訪問、今回は宮城県柴田郡村田町にある村田中継局になります。
まずは、送信局データから。
送信所データ
送信所の名称 | 村田(むらた)中継局 |
送信所の住所 | 宮城県柴田郡村田町村田字七小路 (相山公園) |
周波数 | NHKG:43ch、Eテレ:41ch、TBC:45ch、OX:47ch、MMT:49ch、KHB:51ch |
送信出力 | 300mW |
ERP | 1.1W |
放送エリア | 宮城県柴田郡村田町・大河原町の各一部 |
受信世帯 | 約2,500世帯 |
送信アンテナ | 6L1段3面 |
受信元 | 蔵王遠刈田方面のFXを受信 |
備考 | 3面で全方向カバー |
※送信出力とERPは、総務省の電波利用ホームページを引用。送受信アンテナの種類や送信方向は外見からの推測です。
この中継局は村田町の大部分をエリアカバーしている中継局です。
開局は2008年12月と、宮城県内では割と早い開局です。
送信アンテナは6L1段3面となっており、3面で全方向をカバーするようなアンテナの配置になっています。
ここの見どころといえば、緑色の目立つ送信設備でしょうか。
画像にもありますが、局舎以外の設備はアナログからの流用のため、結構古めな印象を受けました。
本中継局はハイチャンネル帯での送信のため、送信用の6L双ループアンテナ両側のネジが9つです。(豆知識にどうぞ)
決して出力は高くないのですが、他送信所の電波が入りにくい地域のため、村田町にとっては重要な施設です。
関連して、受信元は蔵王遠刈田中継局方面にある固定局からのIF-TTL受けです。(写真4枚目に証拠のGHzで受信するパラボラの銘板があります)
参考URL(総務省電波利用ホームページより)
最後は画像です。一部ピンボケがありますがご容赦ください。