送信所訪問、今回は2021年6月に訪問した
宮城県気仙沼市にあるAMラジオ中継局のひとつ、NHKラジオ送信所になります。
まずは、送信局データから。
送信所データ
送信所の名称 | 気仙沼中継局 |
送信所の住所 | 宮城県気仙沼市田中 |
周波数 | R1:1161kHz R2:1539kHz |
送信出力 | 100W |
ERP | 中波放送のためなし |
放送エリア | – |
受信世帯 | 約-世帯 |
送信アンテナ | 画像参照 |
受信元 | パラボラでのTTL受信 |
備考 | 予備受信アンテナは2つあり |
※送信出力とERPは、総務省の電波利用ホームページを引用。送受信アンテナの種類や送信方向は外見からの推測です。
気仙沼中継局は、気仙沼市を中心とした割と小さい地域をカバーする中継局です。
NHKラジオとTBCラジオ中継局は比較的近い場所に位置していて、どちらも出力は100Wです。そのため場所の違いによるエリアの違いはほとんどなさそうです。
エリアとしても気仙沼市郊外まで移動すると、それなりにレベルが落ちるくらいには弱めな印象です。
送信アンテナは赤白に塗られた一般的な形のものでした。
局舎は比較的きれいに塗装が維持されていました。銘板もはっきりと文字が確認することができるレベルです。
受けはTVやFMの気仙沼中継局方面に小さなパラボラが向いていました。(対向は雨のため見通せず)
また比較的小規模な出力ではありますが、丘の上に位置しているためか近隣中継局受信と思われるアンテナが多数付いていて、リアス式海岸特有な電波送信の難しさを感じることができました。
すべての設備がきれいに維持管理されている、そんな印象を受けたNHKの気仙沼ラジオ中継局でした。
最後にこの送信所の見どころは「支線のアンカーが民家に埋まっているところ」です。
この記事最後の画像を参照ください。
民家の敷地にまで支線が張っています(ぼかしをいれています)