送信所訪問 東十和田中継局(2018年版)

送信所訪問、今回は2018年3月に訪問した
青森県十和田市の旧十和田湖町域にある東十和田中継局になります。

まずは、送信局データから。


送信所データ

送信所の名称 東十和田(ひがしとわだ)中継局
送信所の住所青森県十和田市法量字下久保
(漆畑西方)
周波数NHKG:39ch、Eテレ:35ch
RAB:40ch、ATV:52ch、ABA:47ch
送信出力1W
ERP5W
放送エリア青森県十和田市の一部
受信世帯約600世帯
送信アンテナ6L1段2面
受信元八戸中継局(エア受け)
備考ABAのみ補助金交付の表記あり
※送信出力とERPは、総務省の電波利用ホームページを引用。送受信アンテナの種類や送信方向は外見からの推測です。


 東十和田中継局は2009年11月にデジタル放送が開局しました。
  

 この中継局は、八戸中継局の電波が届きにくい十和田市の旧十和田湖町域の一部地域をカバーしています。

 アナログ時代からある中継局ですが、デジタルは全社共用のデジタル鉄塔を新築した模様です。

 デジタル化の際はABAのみ補助金を利用して開局したようです。


 送信アンテナは全局共用の6L1段2面で、ミドルチャンネル用の空中線が使われています。

 受信アンテナは鉄塔についているプレートパラボラで八戸中継局をエアで受けています。
 以前訪問した時は受信元を福地固定局と表記していましたが、受信アンテナの銘板を見る限り八戸中継局をエアで受けているようでした。ここで訂正します。

 対象エリア数は約600世帯と少ないですが、電波自体は遠く八戸市内にも届いています。


 2018年3月に訪問しましたが、中継局がある場所までは雪が50cmほど積もっていて、直下まで車で行くことはできません。
 雪深い地域のため、2つあるアクセス路も片方は冬季閉鎖で通ることができない状態でした。

 一応冬場でも訪問はできますが、冬山装備で行かないと大変です。

 


 送受信アンテナなどについては添付画像も参考にどうぞ。

 最後は画像です。見づらい画像があるかもしれませんがご容赦ください。











 東側の麓からの遠景です。送信アンテナのみ見ることができました。

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