送信所訪問 八戸中継局(13.10.11)

 先日、八戸中継局がある階上岳に行きました。その目的は、モバキャスのアンテナがどの鉄塔についたかを調べるためです。

 モバキャスの置局予定があるのをWikipediaで知り、どの鉄塔についたか興味がありました。
それは、NHK,RAB,ATVデジタル用の鉄塔は高さが14.3mしかなく、その鉄塔に6Lのアンテナが3本も付いているため、モバキャスのアンテナを付ける場所がないからです。局舎(2階建て)があるため、実際の送信高は25m近くあると思われます。
逆にABAの鉄塔は、アナログ用のGPが付いてた場所が空いて、余裕ができる上、デジタルも継続して鉄塔を使用しているため、こちらの方が可能性が高そう。
 という事前の予想になりましたが、個人的にはNHK,RAB,ATV鉄塔に付くのではと思いました。

 実際に訪れてみると、前者の鉄塔は変化なし。予備免許が交付されているのにアンテナが付いていないのはおかしい。
と思い、ABA鉄塔を訪れてみたところ…
ありました!ABAデジタルと同じ方面に3段(これもABAと同じ)の2Lアンテナが付いていました。
2LのERPは約8dBで3段で+4.8dB、合計で12.8dBとなるので、ワット数換算のERPだと相当高くなりそうな感じがしました。
この記事を書いた現在、総務省の電波利用ホームページには記載がありませんが、工事関係者の話によると、今年中には放送開始とのことでしたので、もう少ししたら記載されると思われます。
個人的には2.5kWのERPが40kWの予想です。
 おそらく南部地方ではこれ以外に、現在の八戸FM送信所の旧RAB鉄塔も活用されると思われます(三戸、田子、軽米方面のカバー用)。

以下は画像になります。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする