自宅から青森局受信の謎

 自宅では、青森局の電波が出ていることは1年通して分かります。しかし、季節によって受信レベルの差があります。

 謎というのは、夏場は安定してフルセグ受信ができないのに対して、冬場は28ch(RAB)と30ch(ATV)が安定してフルセグ受信できます。これも謎のひとつなのですが、ABAは他の民放と比べてレベルが低いというもう一つの謎があります。

 一つ目の謎、夏場はフルセグ受信できないが、冬場は受信できるというのは、雪が関係しているのではという理由がありそうです。自宅から青森局を受信する場合は、山岳回折を利用することになります。やはり回折する場合、ザラザラなところ(木々が生い茂っている状態)より、ツルツルとしたほう(木々が雪で埋もれている状態)がよく回折するという結果になると思われます。木は完全に埋もれはしないと思いますが、雪が木に付いているほうが良く回折するでしょう。10/24 16:00現在C/N 15ですが、10/28に北東北の山間部で雪が予想されていますので、その時はレベルが上がるかもしれません。

 チャンネル被りのあるNHK(13ch=NHKEテレ盛岡=NHKEテレ青森、16ch=IBC盛岡=NHKG青森)は冬場でも受信不可ですが(IBCが停波した後も受信不可なのも謎ですが)、ABAが受信できないのは一体なぜなのか?二つ目の謎です。
 こちらも山岳回折が関係してきそうです。回折は波長が長いほうがよく回折する特徴を持っています。(参考URL:http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/housoku/kaisetu.html)
 なので、波長の長い=周波数が低いRABやATVは受信できて、ABAは受信できないという理論が成り立ちます。アンテナはDXアンテナ製のUBL-114Dで、32~33chあたりが利得の最大となっていますが、回折の力には勝てないようです。
 周波数が低いNHKが受信できないのは、送信アンテナ高が関係している可能性があります。

これは、青森局の送信アンテナですが、上の赤い部分が民放、下の白い部分がNHKと、NHKの送信アンテナのほうが低くなっています。これが関係ありそうです。

 最後に、八戸市内でも場所によっては常時青森局が受信できます。階上岳の旧ATV中継局(現存せず)とABA中継局(アンテナは撤去済み)には、青森局向けのサブアンテナが設置されていました。