送信所訪問 片貝中継局

送信所訪問、今回は2022年3月に訪問した
青森県むつ市脇野沢にある片貝中継局になります。

 

 

まずは、送信局データから。

 

送信所データ

送信所の名称 片貝(かたがい)中継局
送信所の住所青森県むつ市脇野沢字滝山
(旧滝山小学校跡地)
周波数NHKG:39ch、Eテレ:40ch
RAB:42ch、ATV:44ch、ABA:46ch
送信出力0.01W
ERP0.036W
放送エリア青森県むつ市脇野沢の一部
受信世帯約100世帯
送信アンテナ5RG2段2面
受信元上北中継局
備考ABAはデジタル新局、補助金交付の表記あり
※送信出力とERPは、総務省の電波利用ホームページを引用。送受信アンテナの種類や送信方向は外見からの推測です。


 片貝中継局は、2010年11月にデジタル放送が開局しています。

 ABAはデジタル新局、また補助金交付を利用しての開局です。


 送信所は滝山小学校の跡地にありました。
 廃校になってからだいぶ経っているのか、自然に戻っているところがありました。

 

 

 旧脇野沢村のさらに山奥の地域のため、対象エリア数がおよそ100世帯とかなり少なくなっています。

 対象エリアは源藤城地区と滝山地区が主なエリアですが、片貝沢という地区のすぐそばに送信所があることから片貝中継局という名前になっているようです。

  

 

 送信アンテナは5素子リングアンテナ2段2面です。
 先ほども書いた通り、源藤城地区と滝山地区にビームが向いています。

 受信元は受信アンテナに書いてある銘板から上北中継局を受信しているようです。

 このレベルのミニサテライト局には珍しく送受信分離で、受信点から光ファイバーでの伝送のようでした。

 

 近くにある脇野沢中継局とはSFNの関係にありますが、どちらも小出力局なので大きな問題はなさそうです。

 

 

 3月訪問ですが、雪深い地域で残雪がかなりあったため、冬場の訪問はおススメしません。雪のない時期に訪問することをおすすめします。

 

  

 送受信アンテナについては添付画像も参考にどうぞ。

 最後は画像です。一部見づらい画像がありますがご容赦ください。

 













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