県南地方送信所訪問連載企画。今回は七戸中継局です。
送信所の名称 | 七戸中継局 |
送信出力 | 0.05W |
ERP | 0.18W |
放送エリア | 青森県七戸町の一部 |
受信世帯 | 約1900世帯 |
送信アンテナ | 5RG1段2面(315°、45°) |
受信元 | 八戸局を2.4GPにて放送波受信。 |
備考 | アナログ局と場所が異なる。 |
七戸中継局は、アナログ時代と比べて実質的に減力されている、青森県では珍しい中継局です。
アナログ時代は双ループアンテナでの送信だったのに対し、デジタル放送では、ミニサテ局で使われるようなリングアンテナ送信に変わっています。非常にコンパクトな中継局となっております。
受信元もアナログ時代と異なっているようです。筆者はアナログ送信所に訪れていないので分かりませんが、七戸町中心部でしたら、段数が多くなりますが絶対に八戸局を受信するほうが安定していると思いました。
ちなみにですが、この中継局の電波を受信している世帯は、上記に挙げた世帯数よりも確実に少ないと思います。実測調査で確認済みです。
七戸町中心部では8割以上が八戸局を受信しています。この中継局を受信している世帯は2割にも満たない位少ないです。
補助金まで出して開局する必要があったのか少し疑問に感じる中継局だと思いました。
以下は画像になります。画像から2.4mGPで八戸局を受信していると推測しています。