十和田湖中継局へのリレーの役割を持つ高峠固定局に訪問してきました。
時期的に七戸中継局よりも前に訪問しています。
高峠中継局は、施設を見る限り、デジタル放送を機に施設自体を更新した模様です。
青森県の中継局ではよくある外装になっております。
それでは、送信所(固定局)のデータを。
送信所の名称 | 高峠固定局 |
送信出力 | NHK:1W、民放:430mW |
ERP | – |
放送エリア | – |
受信世帯 | 約-世帯 |
送信アンテナ | 3.0PU(十和田湖中継局方面、200°) |
受信元 | 福地固定局(3.0PU、130°) |
備考 | NHKと民放では送信形式が異なる。アンテナは共用。 |
高峠固定局の存在を知ったのは、総務省の無線局等情報検索にて、十和田市の放送事業用の固定局があるというところでした。
十和田湖中継局への電波の伝送は、やはり他中継局の直接受信は厳しいようで、アナログ時代も固定局経由のようでした。デジタルも同様、固定局経由となっております。
受信元は、受信のパラボラアンテナを見る限りTTLで、アンテナが向いている方角に固定局の設備があるのは福地固定局のみなので、福地固定局の電波を受信し、TTLで十和田湖中継局へ伝送しているようです。
伝送形式は、NHKはTS伝送、民放はIF伝送と異なっています。この点について筆者は詳しくないので多くは申し上げません。
福地固定局は、非常に多くの中継局・固定局へ電波を送信している重要な地位を占めていることが改めて分かりました。
アクセス路ですが、国道102号から林道を30分くらい悪路の中走り、その後15分ほど徒歩で峠に登る感じです。某カントリークラブから林道に入れるのは内緒です。悪路なため、雨の後に行くのはお勧めしません。また、徒歩で登ると書きましたが、相当な勾配です。
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以下は画像になります。