送信所訪問 種市FM中継局

 岩手県最北端のFM中継局、種市FM中継局です。

中継局データ(送信アンテナ以下の情報は推定です。)

名称 種市FM中継局
送信出力(W) 10W
送信アンテナ 3素子八木1段2面(170°、330°)
受信元 二戸中継局(5素子八木2段2列)

 種市中継局は、その名の通り洋野町旧種市町周辺をカバーしている中継局です。
久慈地域周辺は基本的に野田中継局でカバーするのですが、三陸特有の地形により受信が困難な地域があるようです。実際は100Wと高出力のため、この種市中継局周辺でも普通に受信できます。また、弱いながらも隣県の八戸中継局が受信できる地域もあります。
 種市中継局の受信元は二戸局ですが、受信状態は良くないです。野田中継局のほうが受信状態が良いです。しかし、野田中継局を受信元とすると、盛岡→二戸→野田→種市と段数が多くなり、トラブルに弱くなるため、おそらく段数の少なくなる二戸局を受信元としているようです。

 種市中継局の電波は、ほぼスピルオーバーがありません。青森県側から受信するには、階上IC以南の沿岸部くらいしかクリアーに受信できません。10W局だから仕方がないか。

 2013年5月に訪問しましたが、アナログ設備がそのまま残っておりました。種市本町局向けのグリッドパラボラの存在感がすごかったです。

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以下は画像になります。










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