送信所訪問、今回は2020年3月に訪問した
青森県青森市浅虫にある浅虫中継局になります。
まずは、送信局データから。
送信所データ
送信所の名称 | 浅虫(あさむし)中継局 |
送信所の住所 | 青森県青森市浅虫字螢谷 (青い森鉄道浅虫温泉駅南東・稲荷神社内) |
周波数 | NHKG:46ch、Eテレ:48ch、 RAB:44ch、ATV:42ch、ABA:40ch |
送信出力 | 50mW |
ERP | 240mW |
放送エリア | 青森県青森市の一部 |
受信世帯 | 約600世帯 |
送信アンテナ | 4L1段2面 |
受信元 | 青森局(グリッドパラボラで受信) |
備考 | アナログ鉄塔継続利用 |
※送信出力とERPは、総務省の電波利用ホームページを引用。送受信アンテナの種類や送信方向は外見からの推測です。
青森市の浅虫地区をカバーする中継局です。2009年12月に開局しました。
青森局から見通せない一部地区向けに2面で送信しています。
送信アンテナは4L1段2面で、おおよそで北方面にビームがあります。
おもに浅虫地区の一般住宅をターゲットにしているようです。宿泊施設は受信高の関係上、ダイレクトに青森局が受信できるところもあるようです。
受信元は青森局で、小さなグリッドパラボラで受けています。
鉄塔はアナログ時代からの流用のため、送信アンテナは鉄塔からせり出す形で設置されています。
2020年訪問時にはアナログ設備はすべて撤去されていましたが、2017年ころに訪問した際はまだ送受信アンテナなど一式がそのままの状態で残っていました。
最後は画像です。送信所がある高台からの景色もあわせてどうぞ。
最後は浅虫温泉駅の跨線橋から送信所の写真です。